今年度を振り返ると、確かに例年通りではない部分がたくさんあった。
しかし、もう少し長く振り返ってみると大学生活の4年間、毎年毎年変化があったと思う。
大学1年で一人暮らしを始め、大学2年でライブ活動(ギター弾き語り)を始め、大学3年で函館に移住し、CDを作ってテレビの生放送に出て、イチナナ配信を始めて…と周りの環境も自分自身も変化し、少しは成長もできた。
では、大学4年生としてすごしたこの1年の変化はなんだろうか。
今年度の振り返りというと無視できない’新型コロナウイルス’の影響による変化とそうではない変化にわけて考えてみる。
前者の変化については、授業や学会がリモートになる、サークル活動が禁止になる、シンガーソングライターとしてのライブ活動ができなくなるというように、同じ時代を生きている人には、容易に想像できるだろう。
それよりも、私は後者の新型コロナウイルスの影響ではない変化のほうが大きく感じられる1年だった。
研究室に配属され、いよいよ大学生活のメインイベントである卒業研究が始まったのですから。
私の研究分野は大雑把に言うと”海洋物理”、詳細に言うと”コリオリの水平成分を考慮した近慣性波(内部波)の伝播に関する研究”だ。たまにどんな研究をしているのか尋ねられるが、同じ学科の先生でも講座が違うと一言では説明できないくらいにマニアックなもの。
既往研究の論文を読み、観測結果のデータ解析、線形での理論解析、そしてモデル実験。誰も答えを知らない課題故、困難もあるけど、わからないから面白い!
また、途方もない計算式でも諦めずに挑戦し続ければ解けるものだなぁ!
と小さな感動も得られました。
そしてもうひとつの変化はずっとやろうやろうと思っていた挑戦。
11月から気象予報士試験の勉強も始めました。
それから1月末の試験までの3か月間は卒論を書きながらのお勉強(^^♪
まだ3か月しか勉強していないので、まさか1発で受かるとは思っていませんが、多くのことを学べたと実感しています。
そこで感じたことは、「勉強って楽しい!」
がり勉魂に火がついちゃいます!🔥
そうなるといよいよ研究室で3食を食べながら勉強する日々となりました笑
こんなふうに好きな勉強に没頭できる時間って大学時代くらいしかない!
もっとたくさんのことを勉強したいです(^^♪
というわけで、私の今年度の変化は、がり勉魂が再熱したことです!
そのことから今大事にしたいことは、「努力は惜しんではいけない」ということ。
自分が思う限界の少し上を目指し続ければ、気づかないうちに少しづつ成長できる!そんな気がしています。
もちろん、新型コロナウイルスによる影響も無視できない2020年度。
苦しんでいる多くの人々の辛抱と努力が報われるよう、
少しの我慢、ひと手間の感染対策も惜しんではいけない。
2021年度、希望の一歩を踏み出せる年になりますように。
いい写真が思いつかないので、今年度の大半を過ごした研究室のデスクでの写真をちらりと載せて終わります🤣
最後までお読みいただきありがとうございました✨
越後ゆり